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マンションの共有設備はトラブルの元

この失敗談は、マンションを購入した後に起こった設備の問題です。1〜3階までは事務所、4〜10階までは住居という複合マンションで、2階の事務所を競売で落札しました。

実はこの物件、私どもで管理していた賃貸オフィスでした。オーナーさんが差し押さえられてしまったのです。80平方メートルくらいの広めの事務所で、家賃の回収もこれまで問題ありませんでした。新オーナーとやりとりする必要もなくなり、運が良かったと思っていました。

しかし、この後が面倒だったのです。

このマンションは集中冷暖房でした。築30年以上経っている物件で、購入してまもなく、これが使用できなくなりました。そこで、室内の冷暖房器と室外機で、200万円くらいの出費を余儀なくされました。

しかし、室外機を置く場所がなく、共用部分の階下天井を這って配管しなくてはならなくなりました。その費用について、事務所階と住民階の意見が合わず、解決するのに何ヶ月も頭を悩まされました。

おまけに、事務所ということで、管理費・修繕積み立て金も3倍くらい高く設定されています。今も入居していただいているのですが、退去されたらどうしようと不安になります。

今では、住居と事務所の複合マンションは、購入したくないというのが実感です。

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