- 2008年6月19日 11:54
- 競売のノウハウ・心構え
競売物件を買うポイントのひとつに、建物の内外での事件・事故の調査があります。
直接ご本人に聞いたり、近所の人に尋ねたりと、私ども調査をする側も気をつかいます。
私は、なるべくご本人に会うようにしています。
会ってお話をすると、「出るくらいならここで死にます」という年配の方や、泣いて訴える奥様もいらっしゃいます。
競売にかけられる原因は、失業・病気・連帯保証人・事業の失敗などで、やはり経済的な要因がほとんどでしょうか。
離婚している場合も多く、ご主人が一人だけ残っていたり、奥様が子供さんと一緒にいたりすることもあります。
また、最後まできれいに家を使って出て行かれる人も中にはいますが、総じて、家の内外は汚い状況です。
私どもの同業者の中には、子供さんのランドセルや持ち物が家の中に散乱しているのを見て、同情して入札を止める方もおりました。
色々な意味で、競売物件はリスクが大きい物件です。そのことを心に留めて、購入することが必要だと思います。
一票をよろしくお願いします。
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