不動産屋社長の競売失敗談

仙台市宮城野区鶴ヶ谷の不動産屋・ミリオン商事の社長が、不動産競売失敗談を紹介します。 公式WEB(仙台の不動産 ミリオン商事)もご覧ください。

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寝耳に水!事故(自殺)物件を落札‥

入札をするとき、毎回裁判所に行って、物件資料を見なければいけません。ところが、今ではパソコンでも見ることができるようになり、随分楽になりました。でも、それが落とし穴だったのです‥。

ある時、物件資料を見ていると、入札最低価格が安くて、良い物件が2件目に付きました。

いつもなら、入札する前に現地に足を運び、境界はどこか、物件のグレードはどうか、近所に悪い噂は無いか、などを念入りに調べます。ところが、長く競売の仕事をしていた慣れで、手を抜いてしまったのです。

「どうせこんな安い値段では落札できまい。仮に落札できて、どんなひどい物件だったとしても、これだけ安く買えたなら儲けものだろう。」下手な玉でも数打ちゃ当たる、とばかりに格安な値段で入札したのです。もちろん、現地調査も、物件資料の熟読もしていません。

そして開札日、なんと一件落札できたではありませんか!でも、入札者は私一人。すごく嫌な予感。

なんと、落札したのは事故物件。なんと、複数の方が自殺なさったのです。

マイホームとして事故物件を買ってくれるお客さんは、まずいません。私のやり方は、「安く買って、ピカピカにリフォームして転売」です。最後の「転売」ができない物件ではお話になりません。

そこで、「事故物件だなんて知らなかった。やっぱ買わない。」ということで、裁判所に入札金の返金を求めました。しかし、物件資料の中に小さな文字で「自殺者有」。入札金は返金されません。

結局、入札金はあきらめることに。当方は大損害。物件は再度競売にかけられ、他の人が最低価格で落札しました。

落札できなかったもう片方も事故物件。こちらは不幸中の幸いで3番手。この物件も、落札した人は気づかなかったらしく、購入はキャンセルされて再度競売にかけられていました。

今度、この物件の開札になります。また、知らずに入札した人が落札するのでしょうか。

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Comments

| 2008/06/03 02:27 PM
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